バーチャルオフィスの住所を検索すると複数社が表示される
バーチャルオフィスで借りる住所は複数社が使っています。そのため、自分が借りた住所で検索をするとかなりの数のホームページやネットショップが表示されます。これらはほぼ全てが同じバーチャルオフィスを使っている業者と思われます。もしも自分がバーチャルオフィスの住所を使っている事を知られたくない場合、その住所を検索され複数社が表示される事は避けようがありませんが、検索した住所で自社のホームページが表示されないようする事は可能です。そのやり方をご紹介していきます。
住所検索で自社ホームページを表示させない方法
1. ロボット排除標準 (robots.txt) の利用
robots.txt
ファイルを使用して、検索エンジンのクローラーが特定のページをクロールしないように指示します。たとえば、住所が含まれるページをクロールさせたくない場合、以下のように記述します。
User-agent: *
Disallow: /path/to/your/address/page
2. メタタグの使用
HTMLのメタタグを使用して、特定のページが検索エンジンにインデックスされないようにします。住所が記載されたページの <head>
セクションに以下を追加します。
<meta name="robots" content="noindex, nofollow">
3. JavaScript で表示
住所を直接HTMLに書くのではなく、JavaScriptで動的に生成することで、検索エンジンのクローラーに認識されにくくする方法もあります。
<div id="address"></div>
<script type="text/javascript">
document.getElementById('address').innerText = 'Your Address Here';
</script>
4. 画像として表示
住所をテキストではなく画像として表示することで、検索エンジンがテキストとして認識しにくくします。ただし、アクセシビリティの観点からは、読み上げに対応できなくなる事から、テキストの代替手段(例えば、alt属性)を提供することが推奨されます。
5. Google Search Console を使用
Google Search Consoleを使用して、特定のURLをインデックスから削除するようリクエストできます。また、インデックスから削除する際には、「URLの削除」ツールを使用します。
これらの方法を組み合わせて使用することで、ホームページの住所が検索エンジンに引っかからないようにすることができます。ただ、やり方によっては社名等でも検索結果で表示されなくなるため、実施の場合は専門家に相談のうえ実施する事をおすすめします。