バーチャルオフィスの1つのオフィスで利用している数はどれぐらいか??
ビジネスの多様化とデジタル化が進む中で、バーチャルオフィスは物理的なオフィスを持たない事業者やフリーランスにとって重要な選択肢となっています。
バーチャルオフィスを利用することで、コストを削減しながらも、信頼性のあるビジネスアドレスを持つことができます。しかし、バーチャルオフィスの住所は自分だけが使う住所ではなく、一つの住所を色々な人と共用して使います。そして、その住所は実際にどれくらいの人や業者が利用しているのかについて、疑問に思う方も多いでしょう。
このページでは、一つのバーチャルオフィスの住所を利用している利用者数についてどれぐらいの人が利用しているかを詳しく解説します。また、住所を共用している場合のメリットやデメリットなどにも触れていきますので、是非バーチャルオフィスの利用の検討材料として活用いただけると嬉しく思います。
住所が被る場合のメリット・デメリットとは?
メリット
正直、他業者などと住所が被る事のメリットは少ないように感じます。ただ、総じて言うのであればコストの削減や、都心など一等地の住所の信頼性向上などがあげられます。
デメリット
他業者と住所が被る事ではデメリットの方が大きいと思います。デメリットはいくつか想定されるので、下記整理をして説明します。
- 住所の認識混乱:
- 複数の企業や個人が同じ住所を利用するため、クライアントや取引先がもしも住所を検索した場合などに混乱する可能性があります。超高層オフィスビルなどでも住所は数りますが、それは超高層オフィスのため理解できます。一方バーチャルオフィスの場合は、ネットショップや中小企業などが数多いため、なぜ同一住所がここまで多いのかと混乱する可能性があります。
- 信頼性の低下の可能性:
- 共有住所を多くの業者が利用していることが知られると、信頼性に欠けると感じるクライアントや取引先もいるかもしれません。特に、詐欺やトラブルが多発する住所と認識されてしまうと、悪影響が及ぶことがあります。
- ブランドイメージの影響:
- 他の利用者のビジネス内容や評判が、自分のビジネスに影響を与えることがあります。特に犯罪などのネガティブな印象を持たれる業者と同じ住所を共有している場合、その影響は無視できません。
どれぐらいの業者が同一住所を利用しているのか?
これはどのバーチャルオフィス業者も公表はしていません。ただ、ある情報からだいたいこれぐらいの人数が利用されているのではと考察する事ができます。
例)GMOオフィスから考察してみる。
2023年10月に利用者が1万人を突破したリリースが出されていました。GMOオフィスの場合、現在拠点は15ヶ所あります。この数字から考察していきます。
・単純計算では1カ所あたり平均666件の利用がある計算になります。
例)レゾナンスから考察してみる。
2023年12月に利用者が18,555人を突破したとHPに掲載されています。レゾナンスの場合、現在拠点は9カ所あります。この数字から考察すると、
・単純計算では1カ所あたり平均2,061件の利用がある計算になります。
単純に計算しただけでも最低でも数百件、多い場合では上記時点の数字から現在(2024年7月)まで、更に増えていると考えられる事から、多い場合は一つの住所を数千件の業者などが利用している事になります。
まとめ
バーチャルオフィスの一つの住所あたりの利用者数は、業者や場所にもよりますが少なくても数百件、多い場合は数千件の利用になる事が予想されます。普通に使って問題が無い場合には利用者数の多さは関係ありませんが、上記でも書いたデメリットや、筆者も経験がありますが名刺交換の際にバーチャルオフィスとわかってしまうなど、このあたりに懸念がある場合も含め利用を検討する事をおすすめします!
おすすめのバーチャルオフィスを厳選比較!!