バーチャルオフィス利用のメリット・デメリットについて
バーチャルオフィスは実際のスペースを必要とせず、好立地の住所を安価で利用でき働き方によってはかなり使い勝手が良いサービスです。一方、バーチャルオフィスのサービスは基本的な住所利用に加え郵便、電話などのサービスがありますが、サービス規定以外の対応は不可というケースも多くみかけます。バーチャルオフィスのメリット・デメリットを利用者視点から整理してみたいと思います。
バーチャルオフィス利用のメリット
- コスト削減
通常オフィスを借りる場合、敷金礼金や月額コストが発生します。特に法人の場合、オフィス利用の初期費用は6ヵ月~12ヵ月が通例で、他にも毎月数十万円単位の金額がかかります。しかし、バーチャルオフィスの場合は、月額1万円以下で利用できるサービスも多く、固定オフィスと比べるとかなり安価で利用できます。 - 好立地住所を利用できる
バーチャルオフィス業者が提供している住所は好立地の住所を提供しているケースが目立ちます。そのため、安価で好立地の住所を利用できブランディングや信用に繋がります。 - プライバシーの保護
自宅住所を公開したくないと言う場合にはプライバシー保護ができます。 - オフィス機能のサービルを利用できる
電話番号レンタルや、電話秘書、郵便や郵送物受け取りなどのサービスが利用可能です。また、実際に打ち合わせスペースや作業スペースを貸している業者もあり、より効率的なオフィス利用が可能です。
バーチャルオフィス利用のデメリット
- 許認可
特定の業種で登録ができないケースがあります。バーチャルオフィスを利用する場合は、自分がやりたい業種や必要な許認可がとれるのか事前に確認する事をおすすめします。 - 他業者と住所が同じになってしまう
バーチャルオフィス利用の場合は、一つの住所を複数の利用者が使います。そのため、住所で検索をするとたくさんの会社が利用が出るケースもあります。ただ、一部業者ではそのようなケースにならないよう、HPへの掲載には条件がある場合もあるようです。 - 信用
バーチャルオフィスを聞いた場合に信用的に大丈夫か?などと思われるケースもあるようです。また、実際に住所を訪ねてきた人に対して、その場で対応できないケースもあります。
まとめ
バーチャルオフィス利用にはメリット・デメリットがありますが、事前にサービスを把握して自分のビジネススタイルにあっている場合は、かなり有益なサービスです。そのため、利用の際は事前にどのような働き方や、どのようなサービスがあるかなどしっかりと調べた上で利用する事をおすすめします。また、業者によってサービスはことなりますので、そのあたりもしっかりと調査する事をおすすめします。