札幌のオフィス動向から見た、バーチャルオフィスのおすすめエリアは??

札幌でバーチャルオフィスを借りるなら、どの場所がおすすめ?

バーチャルオフィスを借りる際、場所を選ぶ参考として、リアルのオフィス市場ではどのエリアがどれぐらい人気があるのかを客観的に知る事も、バーチャルオフィスを選ぶには重要なポイントです。人気のあるエリアは賃料が高い傾向にあり、空室率が低いなど数字から人気エリアを探る事ができます。今回は札幌の中でどこのエリアがおすすめかをご紹介していきます。

札幌のオフィス街を4つのエリアに分けて考察してみる

札幌の主要オフィス街を4つのエリアに分類します。分類は下記です。

  1. 駅前通・大通公園地区
  2. 駅前東西地区
  3. 南1条以南地区
  4. 創成川東・西11丁目近辺地区
  5. 北口地区

空室率と賃料について

  • 空室率
駅前通・大通公園地区 駅前東西地区 南1条以南地区 創成川東・
西11丁目近辺地区
北口地区
2023年5月 2.37 1.66 2.34 3.07 2.61
2023年11月 3.66 1.25 2.34 2.67 6.39
2024年5月 2.80 1.77 1.73 4.27 7.30

■空室率が低いエリア
1位:南1条以南地区
2位:駅前東西地区
3位:駅前通・大通公園地区
4位:創成川東・西11丁目近辺地区
5位:北口地区

  • 賃料(単位:円/坪)
駅前通・大通公園地区 駅前東西地区 南1条以南地区 創成川東・
西11丁目近辺地区
北口地区
2023年5月 13,010 10,469 8,384 7,955 12,889
2023年11月 13,217 10,684 8,549 8,138 13,147
2024年5月 13,285 10,954 8,718 8,573 13,625

■賃料が高いエリア
1位:北口地区
2位:駅前通・大通公園地区
3位:駅前東西地区
4位:南1条以南地区
5位:創成川東・西11丁目近辺地区

空室率と賃料から見る考察について🤔

札幌のオフィスの空室率は駅前東西地区や南1条以南地区が1%台という低空室率の状況が続いています。一方、賃料については全く異なる状況です。空室率が最も高いのは北口地区でしたが、賃料となると一番高くなっており、次は駅前通・大通公園地区です。札幌では札幌駅周辺から大通りにかけての再開発が進んでおり、高層ビルの建設が続いています。これによって空室率、賃料が多少前後する可能性がありますが賃料はそのエリアの人気を示す指標としてあまり前後しないので人気をはかる指標として参考になります。

札幌でおすすめのエリアはどこ??

札幌では札幌駅周辺や駅前通り、大通公園付近が特に人気があります。地下街が充実しており、これらのエリアは地上に出ずに徒歩で移動できる便利さがあります。札幌のように雪が多い都市では、この機能性はエリア選びの重要な要素となります。札幌駅周辺(北口も含む)駅前通り大通公園地区は人気があり、バーチャルオフィス業者もこうした場所に多く進出しています。こうしたエリアの住所を利用することで、取引先に対するブランディング効果も期待できると考えられます。

※数字の出所
三鬼商事株式会社
https://www.miki-shoji.co.jp/

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